身体均整法の特徴体型に即した12のアプローチを持つ
身体均整法と他の手技療法
現代人の多くが経験する腰痛や肩こり、首の痛み、頭痛、あるいは食欲不振や身体のだるさなど、病院で病気と診断されなくても抱えている身体のトラブル。これらは、自覚症状はあるのに病気ではない状態、すなわち未病と呼ばれています。
身体均整法では、これら不調の原因の多くは「体のゆかみ」にあるとし、その「体のゆかみ」にはある特徴があることを突き止めました。
持って生まれた体質や性質、あるいは偏った体の使い方などの生活習慣などから、12の体型を導き出し、それぞれの体型には法則性があり、姿勢や動作、体の傾向、心に傾向などにも大きな違いが生じること、また、体型ごとにゆがみやすい椎骨の位置を特定しました。
身体均整法は、12種体型に基づき、ゆがんだ椎骨に対し、体型ごとに独特のアプローチを行い、より効率的に、的確にバランスの取れた状態を取り戻し不快な症状を改善していく手技療法です。
一番大きな特徴は、単に頭痛や腰痛といった痛みの箇所に対してアプローチするのではなく、常に12種体型に合わせたアプローチを行うところにあります。
不快な症状もより効率的に解消できることはもちろん、全体的なバランスを取っていきますので、内臓やメンタル面にも良い影響をもたらします。
の身体均整法は、運動系の観点からオステオパシー、スポンデロテラピー、カイロプラクティック、経絡、整体の技術を体系化した技術です。身体の運動機能の捉え方にその特長があります。
局所から全体へ、身体の表層から深層へ、人間の身体運動を深く掘り下げることによって、それぞれの技術の長所と短所をうまく組み合わせ、あらたな技術へと高めることができるのです。
手技療法教育の技術解説